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カビルンルンダンパー

こんにちは。ペリーです。
今日はピアノの音を止めるパーツ、ダンパーのフェルト交換の様子をご紹介します。



なにやら汚れたダンパーです。
ピアノのパーツはどこもカビが発生してしまう素材なので
樹脂でもカビるので、もしやカビはどこにでも発生できるのでは?!)
ポツポツ白くなっている部分が見えます。



汚れなのかカビなのかわかりませんがとにかくふき取ってみます
かなり頑固にこびりついていたので、汚れとカビを落としたのち
表面だけ塗装し直しました。



画像の左側が塗装しなおしたもので右側が汚れた状態です。
うーん。なかなかキレイになってきたのではないでしょうか!



全部塗装しなおしてキレイになったら新しいフェルトを付けます。
古いフェルト見た目が汚れているだけではなく
フェルトがだんだん硬くなってきて、そのうちに止音不良になったり
わずかに雑音が発生する原因になることもあります。
ピアノの置かれていた環境や使用頻度によって硬化や摩耗の程度が変わりますので
必ず交換しなければならいということでもないのですが・・・。






このピアノは交換パーツが多いので
写真を撮り忘れないようにして出来るだけご紹介したいと思います。

2014.10.13