極コース修理実例 S県Y様
- 極コース
- 2025年4月ご依頼
- 地域:S県 Y様
- 機種:UP 3号
- 修理コース:極コース
ご依頼内容と概要
55年前に両親に買ってもらってから大学生になるまで使っていました。実家に残してきたのですが、仕事も一段落したので、今度は趣味として向き合おうとしています。もう限界に近いピアノだと思うのですが、自分の好みの楽器に生まれ変わるなら、これからも大切に使い続けたいと思います。要望が多いのですが、答えて頂けたら大変有難いです。
内部修理の主な概要
ピアノの外装色は、黒からマホガニーの艶出し(木目調ワインレッド)に変更させていただきました。
内部はオーバーホールで、弦・チューニングピン・ハンマー・ダンパーフェルト・その他のフェルト類・センターピン・パンチング類交換など。また、鍵盤重量を軽くする改造を行い、ハンマーレールも綺麗に塗り直しました
椅子については再塗装・椅子シート張替を行いました。
内部修理の主な実施項目
☑︎アクション清掃
☑︎バットコード交換
☑︎ブライドルテープ交換
☑︎ダンバーフェルト交換
☑︎全数センターピン交換
☑︎ハンマー交換
☑︎鍵盤清掃
☑︎鍵盤バフ
☑︎鍵盤ブッシングクロス張替え(フロント、バランスピン)
☑︎鍵盤上面、木口交換(一体型)
☑︎マフラーフェルト交換
☑︎鍵盤押さえフェルト、ペダルフェルト交換
☑︎調律
☑︎整調
☑︎整音
☑︎ピン・弦交換
☑︎フレーム、響板塗装
☑︎鍵盤重量の変更。(タッチを軽くする)
外装修理の主な概要
色を黒艶出しからマダークホガニー艶出しに塗り変える。
外装修理の主な実施項目
☑︎外装塗装修理
☑︎金属部分磨き(蝶番、ブランドマーク、ペダル、天秤、プレッシャーバーなど)
☑︎元の塗料を剥離して脱色し、木地をマホガニー色に着色。
☑︎色物用のサフェーサーを塗布・研削後に透明ポリエステル塗布
☑︎全体を研削してバフかけを行い鏡面仕上げをする
0120-104-333
