極コース修理実例 カワイ BL-51 C県H様

  • 極コース

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  • 2024年5月ご依頼
  • 地域:C県 H様(イニシャルで記入)様
  • 機種:BL-51
  • 修理コース:極コース

ご依頼内容と概要

C県のH様は、お子様の時にこのピアノをご両親からプレゼントされ、近くのピアノ教室に通われておりました。実家和出て家を新築するに当たり長年親しんできたピアノをご実家から修理に出してオーバーホールを行い、新居に設置し大切に使いたいとの御希望でした。


内部修理

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内部修理の主な概要

このピアノは製造より50年近く経過していました。まず考えたのは新しい家に運び入れて使う事になりますが、このピアノの耐用年数が後どれくらいあるのかが重要です。設置してまた運び出して修理をすることは何度も出来ません。製造時期より考えて消耗部品の残存寿命は約10年と判断しました。最良の修理は①極コースと判断しました。多くの傷んだフェルトの交換。ハンマーの交換・ダンパーフェルト交換・バットスキン交換・センターピン交換・白鍵貼替と内部は殆ど交換し、整調・整音・調律を複数回行いました。


内部修理の主な実施項目

☑︎アクション清掃

☑︎バットコード交換

☑︎ブライドルテープ交換

☑︎ダンバーフェルト交換

☑︎全数センターピン交換

☑︎ハンマー交換

☑︎鍵盤清掃

☑︎鍵盤バフ

☑︎鍵盤ブッシングクロス張替え(フロント、バランスピン)

☑︎鍵盤木口張替え(※一部機種のみ)

☑︎鍵盤上面、木口交換(一体型)

☑︎マフラーフェルト交換

☑︎鍵盤押さえフェルト、ペダルフェルト交換

☑︎調律

☑︎整調

☑︎整音

☑︎ピン・弦交換

☑︎フレーム、響板塗装

☑︎内部修理1バットスキン交換

☑︎内部修理2

☑︎内部修理3

外装修理

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外装修理の主な概要

塗装の曇り・擦り傷・打ち傷は表面の塗膜を取り去り、新しい塗料を吹き付けて、耐水ペーパーで平らになるよう研削し、コンパウンドを付けたバフで研磨しました。ペタル・蝶番等酷く錆びた金属部品は研磨して元の輝きを取り戻しました。古い弦とチューニングピンは取り外し、鉄骨は取り外して再塗装、響板を磨いて汚れを取り去り再塗装。その後鉄骨を取り付け新しいチューニングピンを打ち新品の弦を張りました。


外装修理の主な実施項目

☑︎外装塗装修理

☑︎金属部分磨き(蝶番、ブランドマーク、ペダル、天秤、プレッシャーバーなど)

☑︎外装修理1

☑︎外装修理2

☑︎外装修理3