東洋ピアノトップがんこだら!

第25回浜松グレードレポート 2009/06/07 アポロホール

|
何、これスイカ??? ト音記号??? 目が眩しい・・・
2009.6.7 049.jpg 2009.6.7 004.jpg 2009.6.7 040.jpg

2009.6.7 043.jpg

実はこれはスイカペペという植物です。

先日花屋さんで見つけて、あまりにもカワイイ葉っぱだったので、買ってしまいました。それでみなさんにも是非見てもらいたいと思い、紹介してしまいました。失礼しました。あまり関係ない話です。

平成21年6月7日第25回浜松グレードを開催しました。

浜松にあるアポロホールの玄関です。

2009.6.7 001.jpg 2009.6.7 002.jpg

前日まで雨が降ったり、お陽様が隠れていたりで、お天気がはっきりしない日が続き、当日は心配でしたが、たいへん良いお天気に恵まれました。
運動会ではないので、お天気はあまり関係ないのですが、遠くからお見えになる みなさんの事を考えると、やはり晴れていた方がいいですね。

運動会と言うと、土曜日の日に運動会を予定していた学校が、金曜日の日が雨だったのでグランドの調子が悪く、日曜日になってしまったと言う事で、今日のグレード試験を受験できなく、お休みをされたかたがいました。
でもご心配はいりません。
 

PIARAは当日お休みされた方の代金はお返しするか、次回受験される時にスライドさせていただく方法をとらせていただいています。ご安心下さい。

ト音記号?の正体です。

2009.6.7 010.jpg 2009.6.7 004.jpg ホール階段.jpg

実は・・・階段の手すりの支えです。
本部事務局主催の浜松グレード試験は毎回このアポロホールで開催しています。
今回はこの素敵なホールを少しご紹介します。

階段を上っていくと、絵画やお花、素敵なシャンデリアがお出迎えです。
ロビーも素敵なソフアァーと眺めの良い大きな窓があります。

2009.6.7 005.jpg 2009.6.7 012.jpg

受験者の方をお迎えする用意もできました。

2009.6.7 007.jpg

みなさんとっても早く来てくださるので、集合時間45分くらい前にはスタンバイOKです。

スタインウェイ、ロゴ輝いています・・・

2009.6.7 040.jpg 2009.6.7 041.jpg

スタインウェイのグランドピアノの弦の張りです。

2009.6.7 038.jpg

本部主催の浜松グレードは毎回、スタインウェイ D-274フルコンで演奏していただきます。
とっても贅沢ですね。
さすが、大きい2m74cmあります。

2009.6.7 017.jpg

ステージから見た客席と横の壁です。教会みたいでとても素敵でしょ。

2009.6.7 018.jpg 2009.6.7 019.jpg

音の響きが良く大変素敵なホールです。

浜松グレードに参加してくださる皆さんは小さい時からこの素敵なホールで、しかもスタインウェイD-274のピアノを弾いていただきます。

浜松グレードに参加してくださるみなさんは、とてもピアノが大好きな方が多いです。
順番が来るのを待っている時も、内心はドキドキでしょうが、カメラを向けて「撮らせてね」とお願いすると、ニコニコしてこちらを向いてくれます。みんなかわいいです。

2009.6.7 023.jpg 2009.6.7 022.jpg 2009.6.7 024.jpg 2009.6.7 031.jpg 2009.6.7 032.jpg 2009.6.7 034.jpg

この時、ちょっとした論争がもちあがりました。
「最初お辞儀して、何番 浜松ピアラです。って名前を言って、よろしくお願いします。って言えばいいよね。」とか
「エッ 私の先生は名前とお願いします。って言えばいいよって言ったよ」
ちょっと白熱した討論会が繰り広げられました。

みなさん良くご存知です。
PIARAはマナー面での審査項目があるので大変気をつかわれるところです。
でも審査員の先生方は、お辞儀とか、話方は、心がこもっているかどうか、すぐにわかります。
ご自分のピアノの先生に言われた通りしていただければ、大丈夫です。
弾く前は、心をこめて(心の中で)「聴いて下さい。」弾き終わったら、心をこめて(心の中で)「ありがとうございました」と言う気持ちがあれば大丈夫です。

審査員の先生方は会場で熱心に採点、コメント用紙に記入してくださっています。

2009.6.7 027.jpg

審査員の先生の中では「4Bの鉛筆を用意していただくとありがたいです。」とおっしゃる方がいらっしゃいます。力を入れなくてもスラスラ書けるそうです。
1枚1枚丁寧にコメントを書いてくださるのですから、腕が本当にお疲れになるでしょうね。
先生方、ありがとうございます。

2009.6.7 029.jpg

休憩時間です。みなさんもうしばらくお待ち下さい。

演奏が終わり、審査会議です。

2009.6.7 035.jpg

審査会議で話題になった事をお知らせします。

○前回の浜松グレード開催でも話題になったことですが。スニーカー(スポーツ用)で演奏される方がいらっしゃいました。

審査員の先生より、

  • 「これはかなり損をしますよ。この方はせっかく綺麗な音で上手に演奏していたのに、ペダルの感覚がつかめないスニーカーで、(この方は足首もすっぽり隠れる程の深いスポーツタイプのスニーカーでした)せっかくの演奏を台無しにしてしまいましたね。」

♪ 前回もお話しましたが、ピアノ演奏本番用の靴を持ってこられれば良いのではないでしょうか。

○足台、高低調整椅子の使用について

足台の使い方で不自然な方がいらっしゃいました。又、椅子の高さについても話題になりました。

審査員の先生より

  • 「138cm位になったら、足台無しでも演奏できるようになりますよ。足台無しで挑戦してみては?」
  • 「椅子の高さが高すぎるかたがいました。結構(年齢的に)大きな方だったので、いつもあのくらいの高さで弾いているのでしょうね。小さい子どもさんも小学校に入る位になったら、毎回レッスン前に調整の練習をしてみたらいかがでしょうかね?」

♪ 小学生はどんどん身長が伸びる時期です。あっと言う間にお母さんより大きくなってしまいますね。
♪ 自分がピアノに座って、どのくらいの高さで弾くか覚えていると良いですね。会場、レッスン場等、いろいろな椅子があると思いますが、大体、背もたれ付の椅子は同じ構造になっていると思います。

今回のグレード開催の時、舞台袖に本番と同じ椅子を置いて、始まる前に小学生位の方で調整の仕方がわからない方には、調整の仕方をお教えして、挑戦していただきました。

○演奏曲について

弾きたい曲とテクニックの問題で弾ける曲は違う

審査員の先生より

  • 「受験するからには、審査ポイントをしっかり把握して、その級に合った選曲をしていただきたい。ペダリングひとつで曲の雰囲気が違うものになってしまう。また曲の持ち味を生かした演奏をしていただきたい。それにはCDを聴いたり、先生の演奏を聴かせていただいたり、また譜読みをしっかりして、曲の意図をつかんでほしい」

♪ これは指導なさっている先生方にお伝えする事ですね。

○お辞儀の仕方について

お辞儀が上手でない方が何人かいらっしゃいました。

審査員の先生より

  • 「お辞儀はしているけど、最後までできていない。短時間でペコとする方。お辞儀しながらよそ見をしてしまう方等いました」

♪ 心の中で「お願いします」と言いながらゆっくり時間をかけてはいかがでしょうか。
演奏終了後は「聴いてくださって、ありがとうございました。」同じく心の中で言いながら・・・

演奏を終えてみなさんへインタビューをしました。
みなさんお疲れのところ、お答えいただき、ありがとうございました。

○演奏はいかがでした?

  • ☆ドキドキした。
  • ☆はずかしかった
  • ☆緊張した
  • ☆もうダメー・・・落ちたー
  • ☆私はつまづいてしまった。でもこの子は(いとこの関係だそうです)バッチリ・・・
  • ☆ブレスするのを忘れた。(ブレスは大切ですね。いつも先生に言われているのでしょうね。ちゃんと思い出せてえらいですね)
  • ☆練習の時心配していた所が上手に弾けて良かった。でも最後で音がズレてしまった。

○スタインウェイの感触は?

  • ☆透明感がありとても新鮮でした。
  • ☆とても響いて弾きやすかった。

○失礼、ちょっとおうちの方やピアノの先生方のお話に聞き耳を立ててしまいました。

先生より

  • ☆がんばったね。とっても良かったよ。
  • ☆音がとっても良かったよ。又目標にしてがんばろうね。
  • ☆上手に弾けたよ。ああ、あの部分ね、練習の時より上手に弾けたよ。

おうちの方より

  • ☆良かったよ。
  • ☆がんばったね(と言いながら、頭をなでていらっしゃいました)
  • ☆練習不足だったなー(お父さん)

♪先生方、おうちのみなさんありがとうございました。

今回の浜松グレードも無事終わりました。
前回に続き、お父さん方も大勢お見えになり、また、ご自分の生徒さんの本番の様子を聴きに来てくださった先生方もいらっしゃいました。みなさん、ありがとうございました。
同じ門下の生徒さんも大勢いらっしゃり、みなさんニコニコして楽しく過ごせた浜松グレード審査会でした。
結果は担当の先生、又は個人のみなさんへお送りさせていただきました。

次回は12月6日(日)開催です。
是非、今回の審査会議の内容を参考にされ、また素敵なホールで、素晴らしいスタインウェイの感触を試しに、お友達や、ご兄弟、大学生、お誘いあわせの上、ご参加下さい。

このブログ記事について

このページは、WebMasterが2009年7月10日 15:01に書いたブログ記事です。

ひとつ前のブログ記事は「PIARAピアノコンクール地区大会レポート」です。

次のブログ記事は「第14回PIARAピアノコンクール 地区予選会情報」です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

Powered by Movable Type 4.13